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防災視点で近所を歩こう!その2

防災視点で近所を歩こう!2回目は白枠のエリア。位置関係は一番最後の写真は看板。川より下側のエリアです。マップと看板の上下の違いも気を付けるポイントですね♪歩くルートは皆様それぞれが考えてみてくださいね(写真の流れとは前後します)。


まず最初は、前回のおさらいのようなことですが、高低差を体感してみましょう。最初の写真は右側が川です。道路が前方が凸凹しているのはわかりますか?横断歩道の先が落ち込んでいますね。これだけ高低差があるということです。次の写真も、右側の橋に向かって急勾配になっていますね。また最後の写真。こう見ると線路やホームは高いことがわかります。こうした起伏や視覚は、ハザードマップでは表れていません。歩かないとわかりません。

このエリアにある陸橋(歩道橋)です。ハザードマップによれば、今回歩いた地域は、ほとんど浸水エリアになっています。ですから、最悪陸橋へ上がるという選択肢も必要です。


陸橋の上から見てみましょう。当然視界が開けます。特に都市部では、高いビルが立ち並んでいます。普段から近所をできる限り高い位置から確認しておくことを心がけましょう。最初の写真はランドマークタワー。次の写真はその反対側ずっと先の方が高台になります。最後の写真はビルと比べているので、だいたいの高さがわかると思います(右側が川)。


さて、川沿いには何があるでしょう?白いエリアの地域には、公衆トイレがあります。普段から近所のトイレの場所を確認しておくことは大切です。また、出かけるときにもトイレマップなどを確認しておきましょう。この近くのコンビニには元々トイレがありません。公衆トイレは重要です。と供に、簡易トイレを携帯&備蓄しておきましょう。真ん中はこの町内の防災倉庫です(ここしかないのでしょうが…個人的にはうーむ)。またいっとき避難場所があります。「地震などの大きな災害」には一時的に非難する場所ですが、大雨の時にはいかないように気を付けてください。こうした事前に把握して考えることも備えになります。


公共施設も把握しておきましょう。最初の写真は左側が歩いたエリア内、右側が大通り(あの箱根駅伝花の2区)を挟んだ反対側。ここには、消防署と警察署が隣接しています。被災時は慌てるでしょうけれど…火事場泥棒や地震に被災する火災等、通報や相談する公共施設を把握しておきましょう。何となく普段からも安心でしょう?あとは、駅。例えば、家族の待ち合わせ場所に指定するなど、近所の駅は連絡場所としては最適だと思います。皆様の地域でも公民館や役所などでもいいので、公共施設の場所を把握しておきましょう。

ひとつ前から疑問なことがあります。最初の写真の左側が川で右側の建物が小学校…。この場所に地域防災拠点があります(平沼小学校の施設に影響のある自然現象)。確かに建物自体は安全だと思いますが、洪水時には周囲も小学校も浸水しますので、辿り着くまでのルートをしっかりと把握しておく必要があります。地震を想定しての避難ルートも重要です。

この地域には、ガスのインフラを守ってくれているライフバルの事業所があります。また、古い商店街もあります。設備や生活インフラなども、楽しく確認しておくと良いでしょう。


さて、最後は避難時のワンポイント

最初の写真綺麗な通りですが、震災でも洪水でも、避難時には注意が必要です。何に気を付けたらいいかおわかりですか?電柱が倒れる、電線が切れて感電する、標識や看板が落ちてくる、高い建物からガラスやモノが落ちてくる、交差点で避難する車と衝突する…等という可能性がイメージできると思います(もっとあるかもしれません)。二番目と三番目の写真は視点を変えて撮っています。二番目は165cmの視線、三番目は100cmの視線。大人にとってはなんてことない高さでも、子供にとっては恐怖になります(このブロック塀は高さを把握するための参考)。普段からいくつかの避難ルートを確かめておくことも大切です。

気になったことや気付いたことは、メモしておいて整理したり話し合ったりしましょう!

だいたい5kmを目安に歩くのが良いかもしれません。お店を見つけて寄り道しながら楽しく近所を歩くと、いつの間にか2時間も3時間も過ぎています♪今回歩いたエリアはわりとお店が多いのでご紹介していませんが、寄り道をしながら、何度歩いてもいいんです。防災視点での散歩は一度限りではありません。楽しみながら日常にする。近所も丁寧に歩くと、とっても楽しくてためになります♪今回も長くなってしまいましたm(_ _ )m

前回か今回と同じ地域を歴史を踏まえて歩いていきたいと思います(予定は未定)。地域を知ってもらいたい!好きになってほしい!これからも伝えていきたいと思います。 #地域防災 #防災視点で近所を歩こう #防災まちあるき

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