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防災
防災は、2次災害を防ぐことで、自然災害を防げるわけではありません。
災害は必ず起き被災します。しかし、日常から物や知識を備えることで、
被災の可能性や度合いを減らし、スムーズな復興を助けてくれます。
歴史・文化・地域・山城と防災を関連付けた取り組みをしていきます。
テーマは、地域防災、歴史防災、防災教育、マンション防災です。
歴史
太古の昔から災害の歴史が刻まれています。
集落や住居は、防災を考えて高台に造られています。
地震によって明暗を分けた戦国武将も数多くいます。
災害の爪痕は、地形や言い伝えにも残されています。
基本的には奈良~江戸時代頃の歴史を紐解きながら、
繋がりを調べ、防災のヒントを見つけていきます。
文化
日本の文化にも防災の要素が隠されています。
落語には、江戸の火災や火消しの噺もあります。
節句や習わしにも防災文化が詰め込まれています。
文学や芸術にも、防災と繋がるものがあると思います。
日本古来のリサイクル文化は復興を考えたものだと思います。
文化の中にある、防災を見つけていきたいですね。
地域
お住いの地域にも、歴史・文化・そして災害があります。
地名を調べたり、地形や水脈を見ながら、防災を考えます。
まち歩きをすると、高低差や路地等のハザードマップでは
書かれていない視覚的・聴覚的な情報を知ることができます。
そこには地形や歴史的背景が必ず、描かれているはずです。
自分の住む場所を好きになってもらえるお手伝いをしたいです。
山城
山城を巡っていると、必ず地形と水脈が関係することに気づきます。
また、守りやすく攻めにくく…単純にそれだけではありませんが、
不便さと便利さ、様々な要素を取り入れて山城は築かれています。
領国内の人々も災害から守らなければ、領国経営は行き詰ります。
山城視点での防災、防災視点での山城。個人的な永遠のテーマです。